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アドバタイズメント

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装丁(文庫)

作品:君はポラリス/三浦しをん

どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛…言葉でいくら定義しても、この地球上にどれひとつとして同じ関係性はない。けれど、人は生まれながらにして、恋を恋だと知っている―。誰かをとても大切に思うとき放たれる、ただひとつの特別な光。カタチに囚われずその光を見出し、感情の宇宙を限りなく広げる、最強の恋愛小説集。

本の題材は重いのですが、そうは感じさせない柔らかい雰囲気のある恋愛短編小説です。出てくる登場人物の感情や相手との関係性も曖昧で、全てがふわっとしたイメージの小説だと私自身は読んで感じました。そのふわっとしたイメージを表現するために全体的に淡い色でまとめ、女の子のイラストも柔らかさを大切にして描きました。右上に光っているものが、本のタイトルにある『ポラリス(恒星)』で、自分の中で一番輝いている大切なひとを指しています。